強度行動障害がある人が日中、安心して過ごせる居場所(施設)を作りたい

その居場所を作るための施設のリフォーム資金と運転資金が必要です

初めまして。一般社団法人 アンサンブル
強度行動障害がある人の
地域生活を支える会の代表理事 財部 志穂と申します。

私がこの法人を立ち上げた経緯をお話しします。

令和元年の7月、長男が支援学校の高等部に進学した頃、自傷の頭打ちや奇声、睡眠障害等の行動障害が悪化し入院しました。治療を経て、落ち着きを取り戻すことができましたが、行動が激しい息子を家庭で育てることは困難である為、施設入所を勧められ探し始めました。しかし、入所先を探すも行動障害がある息子を受け入れてもらえず、20近くの入所施設から断られ、八方塞がりの状況でした。
しかしながら、支援学校や放課後デイサービスは通うことができ、適切な支援を受けることができていたことから、このまま住み慣れた地域で生活させたいという思いがあり、母である私とヘルパーと息子とアパートでのサテライト生活をスタートしました。

強度行動障害がある人とその家族が抱える現実に直面し、社会に取り残されている彼らの受け入れ先を作る為、令和2年4月に法人を設立しました。そして同年の10月に24時間ヘルパーを利用して強度行動障害がある人の1人暮らしをサポートする仕組みを作るために訪問介護事業を立ち上げ、奔走してきました。現在、ヘルパーによる1人暮らしが実現し、落ち着いた生活を送ることができています。

しかしながら、今、新たなる問題に直面しています。

息子は、支援学校高等部を卒業し、日中の活動をサポートする生活介護事業所に通所していましたが、通所先が人材不足により休業せざるを得ない状況になりました。
入所先が見つからないのと同様に通所施設も強度行動障害がある人はなかなか受け入れてもらえません。見つかっても週に2回だったり、1日2時間だったり、とても短く、それ以外の時間は家族介護になり、休職して育児介護をしているご家庭もあります。

息子の例をはじめ、支援学校卒業後、行動障害がある為に通所施設に行けなかったり、通所施設の休業や閉業で行き場を失ってしまったり、通所に通えていても、お休みの日は家族介護で、過ごし方に悪戦苦闘していたりする障がい者とそのご家族は少なくありません。

通所施設に行けずにいる強度行動障害がある人が日中にヘルパーと過ごせる居場所を作りたい。作らなければいけない、そう思うようになりました。

日中に過ごす居場所を作る為には、建物を借りてリフォームしなければいけません。多大な資金が必要になります。

強度行動障がいがある人たちはその特性上、壁をクッション性のあるものにしたり、強化ガラスにしたり、作りを頑丈にして環境を整えなければならないので、お金がかかります。

訪問事業の運転資金でリフォーム代と施設運営費を賄うのはかなり厳しいです。

強度行動障害がある人とそのご家族が抱える苦悩を知って頂き、募金趣旨をご理解賜りご賛同頂けますと幸いです。

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(1)支援したい人たち

社会に居場所がない強度行動障害がある人とそのご家族

強度行動障害とは

重度知的障がい者で感覚の特異性やコミュニケーションの苦手さを持つがゆえに、自分を傷つける自傷や他の人やものを傷つける他害、睡眠障害、異食、日常生活に支障が出るほどの激しいこだわり、など、自分の健康を損ねたり、周囲の人の暮らしに影響を及ぼす行動が著しく高い頻度で起こる状態をさします。  環境の不一致や不適切な支援が原因で行動障害にいたることが多く、本人の特性にあった環境や支援を行うことで、問題行動は軽減し、落ち着いた生活を送ることは十分可能です。

強度行動障がい者とその家族が抱える社会問題

強度行動障害がある人は、自傷、他害、奇声などその行動の特性ゆえ、必要な福祉サービスが受けられず、家族だけでは手に負える状況ではないにもかかわらず、家族が見ている現状である。必要なサービスが受けられないために

  • 両親とも仕事を休職、または退職して介護していたり
  • 自傷、他害により、本人も両親も傷が絶えなかったり
  • 慢性的な睡眠不足に陥っていたり
  • 本人も家族も体調が悪くても簡単に病院に行けなかったり

このような状況から
  ・家族は問題をオープンにできずに、家族だけで抱えてしまい問題がより深刻になり誰にも頼れないまま限界に達して、
障がいがある我が子を監禁したり、親子心中したり、こういう悲しい事件に発展してしまうケースもある現状です。

(2)寄付金の使い道

施設のリフォーム代
冷暖房器具、その他施設運営に伴う備品
施設賃貸料
光熱費、通信費
人件費
その他、事務諸経費

(3)目標金額 880万円

第1目標
300万円(初期費用)

(内訳)
●敷金、テナント家賃保証、仲介手数料、鍵交換代、1ヶ月分賃料   総額 899,300円(支払済)
●冷暖房設備(5台)冷蔵庫、机等備品 120万(予算)
●リフォーム代   90万(予算)

第2目標
580万円(年間運営費)

(内訳)  予算
●賃貸料      144万円/年   
●駐車場代     24万円/年    
●人件費      305万円/年   
●通信費 光熱費  84万円/年    
●事務、雑費等   24万/年 

★おかげさまで第1目標達成いたしました!★

(4)施設 福岡市早良区

(5)施設の完成によるメリット

●安心して過ごせる居場所ができる
●本人の特性にあった環境設定と適切な支援が可能になる
●介護負担に苦しむご家族の方がレスパイトできるようになる
●強度行動障害者にあった環境と適切な支援ができることで、本人が抱える問題行動も軽減する

完成後の事業展開

●強度行動障がい者の関連支援施設や親の会等と連携し、施設利用者を紹介してもらう
●基幹相談支援センター、相談支援事業所、各福祉サービス事業所、支援学校へ周知し、利用案内をする。
●施設利用の様子をホームページやS N S、メールマガジン等で発信する

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川のほとりで、リフォーム済みの
綺麗な5LDKの一軒家です。
大きなリフォームは必要ではないので、
防音と壁とガラスの補強等の
リフォームを行います。

主催者の紹介

●当団体は、2名の理事と1名の監事によって組織化した 一般社団法人 アンサンブル 「強度行動障がいがある人の地域生活を支える会」が運営しています。 集まった寄付金は、金融機関にて管理されます。その寄付金の使用用途に関しては、本社団法人内での理事会にて決定し、監事の確認を経た上で適切に管理して参ります。

●募金管理運営団体

一般社団法人 アンサンブル
一般社団法人 アンサンブルのホームページ https://www.okaeri.or.jp/
強度行動障害がある人の地域生活を支える会

主催者 財部 志穂

  • 一般社団法人 アンサンブル 代表理事
  • ヘルパーステーション おかえり 代表理事

理事 藤川 勇

  • 合同会社信愛  代表
  • 訪問介護事業所 まごころ介護信愛博多 代表
メッセージ

初めまして。「強度行動障がいがある人の地域生活を考える会」のメンバーで障害福祉サービスの会社を運営している合同会社信愛の代表藤川勇と申します。 強度行動障がいがある人の生活は社会ではなく家族が見ているのが現実です。自傷行為、他害(人を傷つけたり物を壊す)大声、睡眠障害などがあり社会から排除されています。 体が小さい幼少期は何とか家族でも対応出来るのですが、体が大きくなり他害行為で親を傷つけたり物を壊したりする行為は止められず行き場がない状態です。 強度行動障がいの入所・通所・居宅サービスが全て不足しており対応出来る支援員もスキル不足で対応出来ません。社会から排除され行き先は誰もいない山の中での生活です。 代表理事の財部さんの息子さんも日中は行き場がなく山の中で生活されています。 必要なサービスが受けられないために ・両親とも仕事を辞めて介護にあたっていたり ・家の中に入れず車中で生活したり ・自傷、他害により本人も家族も傷が絶えない ・突発的な飛び出しで交通事故の危険にさらされたり ・睡眠の乱れから家族も睡眠負債を抱えていたり ・本人も家族も体調が悪くても簡単に病院にいけない この状況から  ・家族は問題をオープンに出来ず家族だけで抱えてしまい  ・問題がより深刻になり誰にも頼れないまま限界に達して  ・障がいのある本人を監禁したり  ・親が子を殺めてしまったり、親子で心中したり こういう悲しい事件に発達しないとも限らない状況です。 社会が問題を見て見ぬふりやただの傍観者にならず解決に向けて一緒に考える。出来る事から具体的に動く。「家族で支える」事を当たり前とせず「社会で支える」事が必要だと考え日中預かる施設「行き場」を作る事にしました。預かる施設は自傷や他害に対応するための環境が必要であるため改装費が高額になります。社会で支える第一歩として皆様からの支援を頂けると有り難いと感じます。どうぞ宜しくお願いいたします。


監事 高田 亜朱華

藤井・高田法律事務所 弁護士

賛同者の皆様より応援メッセージ

田中 聡

  • 合同会社 サンクスシェア
  • スペシャルニーズアシストプロジェクト 代表
メッセージ

アンサンブルの代表理事財部さんは、とてもパワフルな方です。 強度行動障がいがある財部さんの息子さんは、既存の環境支援、人的支援では生活がままならない現状があります。 そのため、特別支援学校を卒業したとき、一人暮らし用の部屋を自前で借り切り、24時間体制でヘルパー支援をする発想からアンサンブルを立ちあげたのです。 そして、今度は、日中活動の場を確保するために動き始めた財部さん。 強度行動障がいがあると、現状の制度では十分な環境と人材の確保がなかなか難しいため、多くの人が涙を飲んであきらめてきたのです。 このようなことから、財部さんの息子さんが、安心して生きていくための支援には、どうしても新たな費用が必要です。 そして、このプロジェクトはやがて先駆的な事例となり、同じような強度行動障がいがある人たちが、より身近な地域で当たり前に生活できる取り組みへと繋がってほしいと願います。 そんなパワフルな財部さんの挑戦に、スペシャルニーズアシストプロジェクト(強度行動障がい勉強会等主催https://www.thanksshare.jp/)として応援します!

萱野信二

  • 株式会社 ふくせん 代表
  • 生活介護事業所 ふくせん 管理者
メッセージ

私は、那珂川市で「生活介護施設ふくせん」と言う福祉事業所を運営している萱野と申します。2022年3月 事業所を立ち上げてすぐに、強度行動障がいをお持ちの息子さんが通う予定だった事業所から通所を断られて困っているとの事で、財部さんが「ふくせん」を訪ねて来られました。困っておられるのなら何とかしたいと言う気持ちから、息子さんを受け入れる事になりました。強度行動障がいと言うものをよく分かっていなった私は、最初の頃 息子さんの大声や自傷行為に驚く日々でしたが、毎日一緒に過ごしていると、彼が素直で本当に愛おしい存在に思えてきました。 そんな彼ですが、強度行動障がいと言う障がいが理由で、楽しく普通に生活する場所が制限されているのが現状です。                どんな人でも楽しく幸せに過ごしたいと願っているはずです。財部さんが息子さんや強度行動障がいを持つ方たちのために新しいレールを一本敷こうとされています。 その実現のために皆様の暖かいご支援をいただければと思います。どうか応援よろしくお願いいたします。

増本康弘

  • NPOエブリワンズ・ストーリー 理事長
メッセージ

『障害があっても、高齢になっても、誰もが自分らしく地域で暮らせる社会の仕組み作りを、みんなで考え構築していこう』と立ち上げたNPOを運営しています。  また、障がい福祉サービス(居宅介護)の管理者として、日々支援に携わらせていただいてます。 財部さんが法人を立ち上げ、これから展開していこうという時期にお会いして、当団体の定例研修会に、2020年10月にご登壇いただきました。思いの丈を懸命に語られる姿は、参加者の心を揺さぶりました。以来、当法人のブレーンのお一人として、エブリワンズ・ストーリーにもご参加いただいてます。 財部さんの発想や行動力には、いつも勇気をもらってます。約2年前に訪問介護事業を立ち上げ、着実に思いを形にしていることに、心から敬意を表します。  今回、新たな難問にぶつかりならも、『できる方法』を模索し頑張って行動されていることは、必ず次につながると思います。微力ながら精一杯応援させていただきます。

徳重 稔

メッセージ

私は、のびのびpepperと共にボランティアを10年間やってきました。のびのびpepperとは、障害を持つ子供たちとその親、友人で立ち上げた財部さんを発起人とする音楽サークルです。子供たちが音楽を通じて人と繋がり、社会参加できるようにとの願いを込めて作られました。活動開始から10年。当時小学生だった子供たちが立派に成人を迎えるまでになりました。現在は、さまざまなイベントに呼ばれ、先日は成人祝賀会にて音楽で感動をお届けする事ができました。 私がボランティアを始めた頃、財部さんが練習にご自分のお子さんを連れてこない事に気が付きました。その理由はお子さんが強度行動障害で、特に音に対して過敏であるため参加は難しいとの事でした。ご自分のお子さんが参加できないサークルなのに、発起人として立ち上げここまで成長させた財部さん。ご自身と同じ思いを感じている方々の為に全力を捧げる姿に言葉で言い表せない感動を覚えました。ボランティアとして支援する自分とは異なり、次元の高い志を持った方だと尊敬しかありません。 その後、アンサンブル立ち上げの時の企画書作成のお手伝いもさせていただき、その原案には、のびのびpepper設立時の「同じ思いを持った方々の為に頑張りたい」その決意が全面に出ていました。これが財部さんの理念であり、「行政サービスが不足しているのであれば、みんなで協力して変えていく」それが行動指針であると感じました。財部さんのこの願いを実現させるために皆様のあたたかいご協力をお願い致します。

久保田 洋介

  • 福岡鴻臚館ライオンズクラブ会長
メッセージ

福岡鴻臚館ライオンズクラブは一般社団法人 アンサンブルの活動を応援して参ります。

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スタッフよりご支援のお願い

戸宮 新一

メッセージ

私は10年以上強度行動障害を持つ方々の支援に携わって来ました。しかし、取り巻く環境はほとんど昔と変わっていないのが実態です。現在私たちの環境は、どんどん早くそして便利に進化し改善されているのに。 1人でも多くの方々にこの実態を知っていただきたいです。そしてその輪が広がり、強度行動障害を持つ人たちとそのご家族が今より少しでも暮らしやすくなる未来のために、どうかみなさまのご協力をよろしくお願いいたします。

吉田 典子

メッセージ

財部さんとは、財部さんが教えるダンスの先生と生徒として知り合いました 財部さんの息子さんの強度行動障害のお話を聞き、息子さんの生活を支えることの大変さや、何より息子さんの将来を想う母の強い思いと覚悟に私なりに何か出来ることがあればと今「おかえり」のスタッフとしてお仕事をさせてもらっています 強度行動障害のことを多くの方々に知っていただき、強度行動障害を持つ方たちが安心して過ごせる居場所づくりに、どうぞご理解とご協力を宜しくお願いいたします!

戸宮知子

メッセージ

財部さんと私は、長女の保育園のママ友で、卒園後も娘が同じプールに通ったり、財部さんがダンスの先生、私が生徒という関係でもありました。 私は前職で軽度の知的障害の方の支援に携わる仕事をしており、ある時財部さんから息子さんの現状を聞き、これまで私が関わってきた選択肢のある福祉サービスがそこにはない事実に驚きました。 そして、いつの世も変わらぬ子どもを想う母親の愛と、自分と同じ想いをしている方々を1人でも多く救い、笑顔にしたいという熱い想いに突き動かされました。 その後一身上の都合で退職した私は、今自分の動く身体をどこでどう活かして働くか?を考えた時、優先順位がハッキリとしました。 今でもまだ本当に受け皿ががありません!この格差をなくす第一歩のために、1人でも多くの方にこの現状を知っていただき、ご協力いただきますよう心からお願い申し上げます。

梶原翔平

メッセージ

強度行動障がいは、怪我や物の破損に繋がるだけでなく、睡眠や食事、入浴などの日常生活を営むことが難しくなる場合が多くあるため、他者だけでなく自分自身の健康や生活にも大きく影響を及ぼしてしまいます。そのため強度行動障がい持つ方が地域の中で暮らしていく上で、居場所となる場所も限られてしまっていることが現状です。 そんな日々の暮らしの中で、安心して過ごせる居場所を作ることは、地域福祉中でも大きな一つの目標となっています。 そんな居場所を作って、より多くの強度行動障がいを持つ方の暮らしの選択肢を増やしていくためにも、皆さんの応援をよろしくお願いします。

早坂 朝美

メッセージ

わたしは 2021年7月より 財部さんの経営するヘルパーステーションおかえりのスタッフとして働き始めました そして 利用者様と関わっていくうちに 福祉に興味を持つようになりました  強度行動障害をかかえるお子様が安心して日中を過ごせる場所があまりにも少ないこと また福祉が行き届かずに一時の安らぎもないまま 頑張り続けてるお母様方が 少しでも楽になるような居場所を作ることが 今一番必要なことだと感じています 皆様のお力添えが必要です どうぞよろしくお願いいたします

藤井 佳子

メッセージ

強度行動障害、と聞いてもピンとこない人が多いのではないでしょうか? 私もついこの間まではそうでした。 ご縁があり、ヘルパーステーションおかえりで働かせていただくことになり、利用者さんと関わることで初めて知ることがたくさんありました。 一般的な施設には入れずに自宅で過ごしている人がたくさんいること。 同じ数だけの家族が休息のない日々を送っていること。 利用者さんが安心して過ごすための場所には角をなくしたりクッション性を持たせたりと専用の設備が必要なこと。 障害のない人もある人もその家族の方々も、同じように安心して過ごせる世の中になりますよう、みなさまにご支援をいただきたく思います。何卒よろしくお願いします。

小宮 沙織

メッセージ

強度行動障害と聞いてピンと来る人は多くないかもしれません。私もそうでした。 全国に約8000人いるとされ、家族だけで手に負える状態ではないにもかかわらず、必要なサービスを受けることが難しいのが現状です。 今回立ち上げたプロジェクトにより、障がい者本人、そして家族も安心できる居場所を作ろうとしています。どうか少しでも手を差し伸べて頂ければ幸いです。ご支援の程どうぞよろしくお願いいたします。

K K

メッセージ

強度行動障害の方は普段どの様にすごしているか?ほとんど見聞きしたことがないと言う方が多いと思います。 私もそんな1人です 強度行動障害の特性を、社会全体の知識、理解が追い付いていないこともあり、人目を避けた生活時間を過ごしているのが現状としてあります。 現状では安心安全に過ごす居場所と言うには心許ない状況です。 そこで、皆様にお力添え頂いて、安心安全に過ごせる居場所にしていただけないでしょうか? どうか皆様応援よろしくお願い致します。

ママ友からのメッセージ

市橋 祐子

メッセージ

財部さんと初めて会ったのは近所の公園で、お互い2歳の息子の公園通いをしている頃でした。名前は知らないけれど、公園や子どもプラザでよく会い、ちょっと他の子達と違うなと感じる息子を持つ母親同士、会えば共感し話が弾む、そんな知り合いでした。 その後あいあいセンターの親子通園でバッタリ会い、西部療育センターの単独通園でも一緒になり、その頃からママ友としての付き合いが始まりました。 成長するに従って様々な生きにくさが顕著になる雄斗くんの子育ては困難と試行錯誤の繰り返しだったと思います。今は強度行動障がいという分野に少し関心が集まっていますが、10数年前は社会的な理解も支援のマニュアルも乏しく、財部家には一瞬たりとも安息の日がなかったことと思います。 そんな状況の中、財部さんが諦めることなく専門家や学校に理解や協力をよびかけ、周りの方たちと連携を取りながら前向きに雄斗くんの生活を支えてきたのを見て、声をあげるということの大切さを感じました。 学校を卒業するまで懸命に繋いできた支援が途切れないよう、これからは広く社会で支えていくことで、どんな子が生まれても大丈夫だよ、みんなで支えるよ、家族を孤立させないよ、とこれからの子育て世代へのメッセージになるのではないでしょうか。安心して子どもを生める社会の実現に繋がると思います。がんばれ雄斗くん、財部さん!

日高 紀子

メッセージ

財部さんとは子どもの療育で知り合いました。 ダンス講師でもある財部さんは、音楽サークルを立ち上げ、ゆうと君の預け先がないからとヘルパーの事業所も作るパワフルなママ友です。 いつも元気で、ゆうと君のことも笑って話してくれるのですが、本当は笑えないくらい、状況はかなり深刻だったと思います。 通所施設に行けずにいる強度行動障害のある方が少なくないとのこと。そのための居場所を作りたい、作らなければいけないという財部さんの熱い思いを実現させて、強度行動障害のある方とその家族が安心して過ごせるように、皆様のご協力をお願いします。

井上 美波

メッセージ

私が財部さん親子と出会ったのは療育センターの通園施設でした。 財部さんも私も重度知的障がい児の長男の下に小さな弟妹もいて、育児書がまったく参考にならない手探りの育児をしながら、下の子の育児も加わり、怒涛の子育て期でした。 子どもたちが小学生になり、財部さんが始めたダンスサークルに生徒で行くようになり、気づけば10年が経っていました。その時々で色んな困難をかかえた繊細な雄斗くんの子育ては、語り尽くせない大変さがあったことと思います。それでも明るくユーモアを忘れない財部さんの人柄、懐の深さを見てきて、私も子育てや仕事を頑張ろう、と大いにパワーと癒しをもらってきました。あの期間は私の財産になっています。 子どもの成長とともに問題も大きくなってきました。特に学校卒業後の生活は、教育と福祉両面のサポートがあった高校生までとは違い、子どもたちの居場所、ケアに関わる人も少なくなり、子どもを取り巻く環境がぐっと狭まりました。特に強度行動障害のある人や家族にとっては安心して穏やかに居られる場所が極端に少なくなり、奇声などの問題で自宅にいるのが難しいことも多く、落ち着くまで長時間ドライブを繰り返す家庭も少なくありません。 そういった課題をハード面から解決できる居場所を自ら創ろうとしている財部さんに感服します。 そしてこのような居場所ができることは、子どもたちの未来を地域社会で支えることにも繋がるので、実現することを切に願います。応援よろしくお願いします!

今井 美佳

メッセージ

私は、財部さんらが立ち上げられた音楽サークルに、子供が参加させてもらうようになったことから、財部さんと知り合いました。10年も音楽サークルにいるのに、雄斗君の様子や強度行動障害のことを知ったのは、財部さんの講演を聞いたり、記事を読んだりしたここ数年のことです。これまで、他人には分からない苦悩があったと思います。また、訪問介護の事業所を立ち上げるのには、とてつもないエネルギーが必要だったと思います。それでも、いつも明るく前向きで、必死に走り続けていられるのは、雄斗君はもちろん、同じ強度行動障害のお子さんや家族の方々がこれから先もずっと幸せに生きてほしい、と強く願っているからだと思います。いつも誰かのために行動できる財部さんを、私は尊敬しています。その財部さんが、今の課題と言われている安心した居場所づくりは、そのような家族の方々を支えるのに欠かせないものだと思います。ご支援をお願いしたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

谷 かすみ

メッセージ

私が財部さんと出会ったのは療育センターの通園施設でした。 子どもが雄斗くんと同じクラスになったこともあり、その頃からずっと雄斗くんの様々な困難な状況を見てきました。私にはとても想像もつかない大変な育児をやってきたのだろうと思います。 私が「強度行動障害」という言葉を知ったのは、子どもが特別支援学校に通学を始めてしばらく経ってからでした。現在でも社会の認知度は低く、多くの人々に正しく理解してもらうには時間がかかることかもしれません。そんな厳しい状況でも諦めず、行動に移し、日々奮闘する財部さん。私はとても尊敬しています。 強度行動障害のある方とその家族が安心して暮らせる社会になるために、また子どもたちの未来のためにも、財部さんのその願いが実現することを心から強く望みます! 皆さん、温かいご支援をどうぞよろしくお願い致します。

中原 利佳

メッセージ

財部さんとの出逢いは10年前、財部さんがはじめられたダンスサークルの先生と生徒としてでした。その頃障害を持つ息子と他県から引越したきたばかりで、地域による福祉サービスの違いに戸惑っていた頃で、不安を抱えていた私に声をかけてくださり、立ち上げられた音楽サークルでは親子で参加させてもらい元気と勇気をもらってきました。また財部さんのヘルパーステーションでは、息子がヘルパーサービスも利用させていただいていました。 雄斗さんが高校に進学されたころ、入所先がないこと、日々の壮絶な子育てのお話をユーモアを交えていつも笑顔で、明るくされていました。その笑顔の奥ではきっと血の滲むような子育ての苦労があったことは想像に難くありませんでした。その後地域でのサテライト生活をはじめられ、さらに強度行動障害がある人の1人暮らしをサポートする訪問介護事業を立ち上げ、未知の領域に踏み出されました。そのしなやかな強さと行動力、障害を持つ子どもをもつママ友としても一人の女性としても心から尊敬しています。 強度行動障害についての情報も少なく、私は財部さんから雄斗くんのお話しを聴いて、本人の生きづらさやご家族の日々の生活の苦悩、特別な支援が必要な状態が緊急にある方が決して少数ではなくおられることを知りました。途切れることなく支援をし続ける必要があるにも関わらず、受け入れ先がなく、家族だけで支えることには限界があり、途方にくれる日々… それは決してひとりで悩む問題ではないと感じました。 雄斗さんをはじめ、同じ障害で悩むご本人やご家族や周りの方が安心して過ごせる場所が必要です。 今財部さんは同じ悩みを抱える方々のために、安心して過ごせる場所、救いの仕組みを創り上げようとされています。 ぜひ力を貸してください!よろしくお願い致します。強度行動障害の認知が広がり、地域全体で支え、安心して地域で生きることができる社会になることを願ってやみません。 財部さん、雄斗くんがんばってね!

寄付の方法


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下記の専用口座にお振り込みをお願いたします。

─ 振込先口座 ─
福岡銀行 姪浜支店 普通口座
強度行動障害がある人の地域生活を支える会 代表理事 財部志穂
金融機関コード・0177
支店番号・254
口座番号・2500031
キョウドショウガイガアルヒトノチイキセイカツヲササエルカイ ダイヒョウリジ タカラベシホ

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